大阪現代舞台芸術協会会報
第四号
●パフォーミング・アーツ・メッセ開催!●
「舞台芸術・芸能見本市二〇〇三大阪」が開催されます。DIVEは共催団体として参加、今年も展示ブースに出展し、活動内容や加盟劇団の紹介をします。メッセ部会では部会員として、事務や当日のお手伝いをしてくださる方を募集しています。興味のある方は、DIVE事務所までご一報ください。日時、セミナーの情報は下記の通りです。
とき
二〇〇三年八月八日(金)/九日(土)一三時〜一七時
ところ
大阪国際会議場(大阪市北区中之島五ー三ー五一)
◎二十一世紀協会主催国際セミナー
「二十一世紀の劇場を考える」
九日(土)十五時三十分〜十七時(十階一〇〇四号室)
スピーカー
Fiona Winning Performance Space Director(オーストラリア)
Gerald D.Yositomi 日米文化トレード・ネットワーク シニアアドバイザー(アメリカ)
福島史子 神戸アートビレッジセンター/京阪神劇場連絡会
深津篤史 桃園会/DIVE会長
寺田夢酔 演劇集団よろずや/DIVE渉外局長
● 大阪のど真ん中に劇場を取り戻す会
第一回企画 劇場の卵について考える
・精華小学校(なんばのど真ん中の小学校跡地)について
・京橋某所倉庫空間について
日時::二〇〇三年八月五日(火) 一四時〜
会場::芸術創造館 三階練習室大
入場料:カンパ 五〇〇円
パネリスト
鈴江俊郎(劇団八時半) 内藤裕敬(南河内万歳一座)
土田英生(MONO) 深津篤史(桃園会)
松田正隆(劇作家) 岩崎正裕(劇団太陽族)
※参加ご希望の方は会場の都合がありますので、必ず事前にご連絡をお願いします。 お名前・ご連絡先を七月三十一日までにFAXで送信してください。
(FAX番号 DIVE内 〇六ー六三六二ー五二六六)
● DIVE総会報告 ●
二〇〇三年四月二五日一九時より、芸術創造館にて、加盟劇団六七劇団の三分の二を越えた出席・委任状という会則の定数を満たし、DIVE総会が開かれました。
議案は、〇三年度の活動提案、〇三年度の予算、〇二年度の決算報告の三つで、それぞれ、報告、質疑応答を経て、承認されました。
〇三年度の活動提案は、
・NPO法人化するためのリサーチを行う ・新劇場獲得のための部会の動きと連携させながら、精華小学校問題対策部会を立ち上げる ・パフォーミングアーツメッセにブース展示と企画に参加する。また、今後数年間に渡り参加していくことにする ・青少年会館問題対策部会を継続して活動していく ・会報を継続して年四回発行する ・ホームページの更新、維持をしていく、の六つ。それぞれの詳細な説明の中で、〇三年度の主な活動方針が示されました。
・「DIVEをNPO法人化するためのリサーチを行う」:「この議案は決してDIVEをNPO法人化を議決するものではなく、NPO法人化するためのリサーチを承認して頂きたい、というものです」(渉外局長 寺田氏)。 現在のDIVEは任意団体であり、事務所を設ける際にDIVEという名前では借りられず、副会長の岩崎氏に名前を借りた例がありました。そこで、団体として社会的にもきちんと運営する上でNPO法人化してみてはどうか、という話が出ました。NPO法人化するメリットとして、収益事業(例:DIVE主催のワークショップ)に税金がかからないといったことや、劇場にプロデューサーやフランチャイズ団体がないという状態に対する受け皿的な存在になりうるといったものがあります。
・「新劇場獲得のための部会の動きと連携させながら、精華小学校問題対策部会を立ち上げる」:精華小学校の体育館を劇場にしようという構想が公式な場で発表できるようになったということを会長の深津氏が報告。「精華小劇場の最大の問題点として出てくるのは、運営予算が付いていないということです。劇場構想として立ち上がって一億八千万円が予算審議を通っただけ。劇場はできあがるのですが、どう運営するかというお金、つまり人件費や維持費、劇場主催の公演であったりワークショップや演劇学校などのアウトリーチ事業への予算が一切付いていない」と指摘しました。また、劇場構想に対する要請書を文化振興課へもっていった際に、どんなコンセプトやイメージで立ち上げようとしているのを聞きましたが、あまり的を射た回答はもらえませんでした。さらに、幹部と市側による『劇の宇宙』座談会でも、まだあまり先が見えないという状況でした。「運営形態もまだ決まっておらず、とにかく予断を許さない状況。新聞発表で精華小学校の劇場が出来ますよ、と報じられるのはとても喜ばしいが、ふたを開けてみると、とても使用料が高い劇場や、使い勝手の悪い劇場になる可能性がある。我々としては関係を密に取っていきたい。それには、新劇場獲得部会という大きな括りで対応するよりも精華小劇場の問題に対する対策部会を立ち上げたい」と、提案を締めくくりました。
・「パフォーミングアーツメッセにブース展示と企画に参加する。また、今後数年間に渡り参加していくことにする」:「パフォーミングアーツメッセは在阪の芸術団体の代表を集めて開いている委員会。小劇場代表としてDIVEに参加の要請があります。参加するしないに関わらず、渉外局長が運営委員として出席しています。そこで劇場がなくなっていく中でなんとか私立の劇場にも助成金がだせないかと話したところ、メッセには助成金が下りているので、開催期間中に民間劇場にも提携料という形で予算が出るように。DIVEが発言力を高め、小劇場にメリットになるような提案をしていきたいので、今後数年間に渡り継続して参加したいです」(寺田氏)。
・「青少年会館問題対策部会を継続して活動していく」:「去年の段階で問題だった赤字と青少年会館の老朽化に関してですが、大阪府知事を囲む「わいわいミーティング」にて、青少年会館を残してくださいと直接申し上げました。その際、知事自ら公の場で『青少年会館は二十年もつという結果が出ました』と発言したので、老朽化で潰すという事は絶対に出来ないと思われます。また、文化庁主催の文化懇談会にて河合文化庁長官に小劇場の現状を話し、公立劇場の運営を効率化できないかということを話し、意見書も提出しました。今後も継続して活動していきたいです」(寺田氏)。
・「会報を継続して年四回発行する」:「現在会報は第三号まで発行し、加盟劇団、賛助会員、関連団体の方に送っています。会報では、DIVEの活動状況を会員のみなさんに報告し、また、関西演劇人会議等のレジュメを載せ、関西の現状も知っていただけたらと思います。また、DIVE以外にも関西には演劇の組織がいくつか有りますので、今後は外部とも連動していくという意味を込めまして、寄稿を頂き、他の組織の現状も載せています。関西の演劇に関わる組織、個人、劇場の人たち、また、私たち演劇人が何をしているのかということをきちんと報告していきたいと思っています(書記局長 棚瀬氏)」
・「ホームページの更新、維持をしていく」:寺田氏がホームページの立ち上げを報告し、今後演劇情報を一般の方にも提供できるホームページとして充実させていく事を提案した一方で、加盟劇団にデータの打ち込みを呼びかけました。
活動提案承認の後、〇三年度の予算・〇二年度の決算が提案、報告されました。会員より「〇三年度予算は赤字見込みですが大丈夫なのですか?」という質問がなされ、幹部より、「予算はあくまで予算であり、多めに見積もっています」「この総会の終わった後に、会費納入強化季間を作り、各幹部が担当劇団に向けて、柔らかくかつ強固にアピールしていきます」「その為、今年度は通信費が多くなっています」「パフォーミングアーツメッセからの助成金も書かれていない収入としてある予定です」と、説明がありました。
また、〇二年度の決算報告が大幅に赤字である点に関して、「雑損失のなかには、前期までの事務局長松下氏への支払いがあります。このような雑費、事務所設置費、ホームページ立ち上げ費などは昨年度のみかかるお金でした。今期からはプラスマイナスゼロで行けるかと思います」と報告し、〇三年度予算、〇二年度決算ともに、承認を得ました。
総会終了の挨拶で、深津氏は「入会しても即時的なメリットはない、というところでこの協会はなりたっているわけですけども、大局を見て考えて、五年後十年後、劇場が出来ていればいいだろうし、稽古場施設が充実していれば良いだろうし、関西の小劇場演劇というものが全国的に認知されていればいいだろうし、もちろん現状を維持しつつ発展的にやって行きたいと思っています」と締めくくり、今後一年間の、またこの先のDIVEの活動の方針を提示しました。
新体制のDIVE二年
目、たくさんの問題を目前に、少しずつですが出来ることをしていこう、ということが確認された総会だったようです。
● 渉外局報告 ●
今年の三月一七日、文化庁主催の文化懇親会に、会長と渉外局長が出席し、長官に対して意見提言をしたこともあり、大阪府文化課の主査が「小劇場の現状を教えていただきたい」と、六月六日、DIVE事務所を訪れ、会長と渉外局長が応対しました。
現在の小劇場の状況を説明し、大阪府とDIVEが、今後、事業や稽古場・劇場問題など、何か動きがあった時に協力体制が取れるようにとの話をしました。
何か具体的な事業計画などが話し合われたわけではありませんが、これまで小劇場演劇対して理解の薄かった大阪府が関心を示し、DIVEに対して協力要請をしてきたということは、大きな一歩と言えるのではないでしょうか。
渉外局長 寺田夢酔
● 寄稿 ●
■「今大阪がどう見えているか、そして東京は?」
「大阪は元気で仲がいい」逆説的な言い回しだし、現在大阪が抱えている現状、DIVEがまさに取り組んでいる事柄を前にこんな表現は適当ではないかもしれないが、私にはこんな風に見えるときがある。
九九年に始まったリージョナルシアター・シリーズ((財)地域創造・NPO法人アートネットワークジャパン主催)も今年で五回目を迎える。担当として各地の芝居を見続けてきたが大阪は毎年はずせない地域になっている。もちろん私が観られる芝居の数なんてたかが知れているから各劇場のプロデューサー達などから情報をもらって選考の参考にしてきた。多くの劇団がリージョナルシアター・シリーズを意識し、また劇団間でシリーズの情報を共有していることを知った。たてよこのつながりが密接なのである。演劇人たちが自らまず立ち上がる、迅速に、明確な目標をもって。「DIVE」しかり、「ど真ん中の会」しかり。シリーズでは各地域の演劇人を招いて「リージョナルシアターズ・ミーティング」を開催しているが、大阪はトピックが多く毎年パネラーとして出席してもらっている。
東京で同じような活動が同じように展開できないのはなぜだろう。劇団の絶対数の多さと問題の複雑さなのか。それもあるが実は多くが東京の人ではなく、地域に対する愛着指数(こんなのがあるとすれば)が低いのかもしれない。
でも大阪をみて思った。御託を並べずやろうと。(もちろん東京でもそれぞれが様々な活動を展開して豊かな創造活動の基盤整備を目指し頑張っているけれど…)まずは圧倒的な稽古場不足を少しでも解消するため「廃校教室を稽古場に」を始めた。現在は一校だけだが複数校で展開して稽古場利用できる空き教室の数を増やそう。
などということを考えさせてくれる力がある。でもみんな自分のカンパニーの創作活動が多忙を極める中、何度となく会合をもち会報を出す労力を惜しまず活動することに脱帽、かつ応援したくなるのである。今年も「暑い夏」になりそうな大阪、また行くぞ。
NPO法人アートネットワークジャパン/
東京国際芸術祭リージョナルシアター・シリーズ担当 蓮池奈緒子
■シンポジウム「演出家の養成は可能か」
初めから答えが期待できない討論会ではあるが、新旧十四人の演出家が演劇観と演出について自分の思いを述べ合う意味はあったのではないだろうか。
二部構成四時間の制限の中では無理な面も有るが、世代観の違い、新劇と小劇場の流れの中での違い又は共通項と、ある意味では興味深い側面が垣間見られたのではないだろうか。演出者協会関西ブロックは現在八十九名の会員が居り、二十代前半から九十歳前の大ベテランまでが同居している。交わることのなかった新劇と小劇場の流れはここにはない。昨年から心機一転した関西ブロックの最初の交流シンポジウムが今回であり、次に予定されている「演出家養成ワークショップ」に引き継がれることになる。第一部は菊川徳之助氏の司会で、演出方法から問題を語る中で演出とは何かと云うことを探ることになった。観客との接点という位置から観客の想像力を如何に引き出すか、或いは料理におけるシェフの役割を演出に例える意見、演劇は役者であり、役者とは文体を語ることだと浅利慶太氏に師事した青井陽治氏はその幅広い交友関係から多くを学んだ結果、戯曲にどこまで食いつくかと云う普遍的な演出論を展開、今回最年少で唯一の女流演出家の棚瀬氏は、書き手としての演出の立場を熱っぽく語ってくれた。
第二部は岩崎正裕氏の司会で一部の討論を引き継いだ形で始まり、作家を兼ねる演出家の立場からの意見が相次いだ。自分の作品を演出される場合、自分のデッサンに別の色をぬりたくられたら困る。逆に自分の作品外の演出の場合に読み込みの弱さが露呈される舞台が散見される等作家兼演出についての討論が続く中から「養成は可能か」に進んだ。演出家の養成は現場が早道。役者をやる、戯曲を書く、劇団を造る、これが現在の養成システムと云う土田氏。ワークショップで直ちに養成される等有り得ない。協会の養成セミナーは出会いの場である。機会として開かれていることを知ってほしいと云う坂手洋二氏。尽きることない討論だったが、一部での評論家太田耕人氏の英国に於ける演出家養成の話は示唆に富んでいた。活躍している演出家のほとんどがケンブリッチ大学英文科卒業だと云う。普遍的な意味を感じた。
日本演出者協会関西ブロック事務局長 堀江ひろゆき
〜 劇場より 〜
■「都市のあなぐら」
関西では希少な完全なるブラックボックスとして、これからのあらゆる表現活動をサポートする存在。百名程度のキャパシティを持ちながら、空間をどのようにデザインするかはあなた次第。演劇・音楽・映像・美術に対応しつつ、新しいアートシーンを共に作り上げていきます。
また、関西で唯一、芝居そのものに賞金を出す演劇祭『ロクソドンタフェスティバル』を主催し、意欲的な活動を実践している団体を応援しています。
『ロクソドンタフェスティバル2』出演団体・審査員募集
■開催期間=二〇〇四年二月〜七月
■出演団体募集要項
参加費用=二十五万円
(共通ポスター、チラシ、チケット等の制作費、付帯設備費、
電気代、管理人件費などが含まれます)
公演日程=木曜一八時〜月曜一二時の間で自由に設定してください。
参加資格=審査員分のチケットを無料提出していただくこと。
賞金総額=五十万円
■審査員募集要項
参加資格=全公演のうち、八割以上の団体の公演が見れること。
観劇料は無料です。
● 大阪のど真ん中に小劇場を取り戻す会 報告 ●
会報第六
号が発行されました。最終号となるこの号には一一七一名(六月十五日現在)の会員の名前が記載されています。相次ぐ劇場閉鎖を憂う声が、これだけ集まったことは社会的にも大きな意味を持つ事件です。署名に留まらず、わざわざ五〇〇円を払っての賛同者が一〇〇〇人を越えたことは現在ある危機的状況を動かす原動力となるでしょう。
我々呼びかけ人(鈴江俊郎 土田英生 松田正隆 内藤裕敬 深津篤史 岩崎正裕)もその責任を感じ、六月五日に集まりました。当初、半年間の限定で活動を展開しようとの約束で運営してきた会ですが、果たしてどう終わらせるのか、あるいは継続するべきか。たくさんの言葉を費やして話し合いが続きました。DIVE会報前号のこのコーナーで、劇場をめぐる諸問題をリーフレットにまとめて会員に郵送しようとの方針をお知らせしましたが、そのことが直接新しい劇場を「取り戻す」ことにつながるわけではありません。新しい劇場を作る動きは出ていますが、まだまだ予断を許さない状況です。そこで我々六人は「集まった声をもって出かけよう」
という結論に達しました。呼びかけ人は今後幹事を名乗り、会は〇三年一二月末まで継続します。そこから先は何がどう動いたかによって決定します。
年末までに数回、実際に劇場を作ろうという動きに関わっている方の話を聞き、意見交換をし、働きかけを行います。そこで得た情報をニュースレターとして会員に郵送します。その情報の一部はDIVE会報でもお知らせしていきたいと考えています。これからの活動にご期待ください。
「大阪のど真ん中」とは特定の地域を指すのではありません。だれもがココロの真ん中で「出来てよかった」と思えるような小劇場があればよいのです。そのために悩みましょう。お互い知恵を出し合いましょう。
岩崎正裕
● 会員のことば ●
■巨人が嫌いだ。たいした理由はないのだが、同じ感覚で、政権政党に官僚、アメリカに東京、ベンツも肌に合わない。とにかく、巨大さや強さが漂う存在が苦手だ。だから小劇場演劇は肌にしっくりくる、というとこじつけ過ぎるか。
小さくて、薄暗い空間から生まれてくる限界のない創造。
そこに、皮肉でも、洒落でもいいから社会や情が透けて見えたら心地よい。
そんな考え方は、世の中では少数派かもしれない。演芸や映画、音楽なども含め、エンターテインメントが社会の中で与えられた優先順位は低い。不景気になると、切り捨てられる。近鉄劇場やOMSは、好景気の時代なら、閉館という道を選んだのだろうか。劇やお笑いというと、無条件にそっぽを向く人たちがいる。「趣味・余暇。無くても生きていける」という解釈だろう。
ある噺家の言葉。「世の中には他愛に満ちあふれている。私らがここで他愛を話したら、他愛と他愛がぶつかって、ぐちゃぐちゃになってしまう。だから私らは他愛のないことでええのやないですか」
バランスが大切だ。「四季」や「宝塚」があるならば、小劇場も同じように注目され、社会での順位が上がらないと、面白くない。
今年の関西は異変が起きている。今まで弱者(小さい存在)だった阪神が強い。だから小劇場が注目される気がする。もちろんこじつけだが、待っていても誰も何もしてくれないのは確かだ。
賛助会員
竹久岐史
■五月から加盟した潮流です。創立は一九六〇年で、けっこう昔です。もとは新劇の劇団です。”シンゲキ”何それ?とおっしゃる若い演劇人の方もいると思いますが、かつては、この新劇が日本の現代演劇の中心だった時代もありました。ギリシャ悲劇もシェークスピアもチェーホフもブレヒトも新劇の劇団が上演してきたのです。”それがどうした”といわれそうなのでもうやめますが、潮流はそういった流れを汲む劇団であることは確かです。しかし、もうすでにというか、もうとっくにというか、ひとつのやり方では現代の観客の心はつかめません。劇団の伝統を踏まえながらも、新たな風も吹き込まなければ集団は停滞し麻痺します。おくればせながら、いろいろな出会いと交流をかさね、新たな作品や劇空間に挑戦し、それを主な活動の学校移動公演や、一般公演に生かしていきたいと思うのです。
どうか皆さん、この古手の新参者をよろしくお願いします。
劇団潮流 堂崎茂男
■思い起こせば、DIVE設立時に、加盟させて頂くお話もあったのですが、劇団内のごたごたでなんのお手伝いも出来ず、それ以降も、劇団の都合で入会の機会を逃し続けていました。
が、今年に入り、何とか、劇団の体制も固まり、また、貴会からのお誘いを受けたこともあり、その末席に名を連ねさせて頂く事になりました。
今、この小劇場を取り巻く厳しい状況に対し自分たちが何が出来るのか、また、何をするべきなのかをDIVEの協会員の皆さんと一緒に考え、行動に移していきたいと考えております。まだまだ、若輩者の集団ですが、何卒、ご指摘ご鞭撻のほどを、よろしくお願い致します。
劇創ト社 城田邦生
●編集後記●
◆梅雨がもうすぐあけます。余りにも暑いと、意味もなく気がたってしまうのですが、暑いときほど冷静にならないとなあと感じます。新しく出来る精華小劇場のことや諸々、熱が上がってしまうことが多いですが、上手い具合にクールダウンして、この夏を乗り切っていきたいものです。
(棚瀬美幸)
◆日頃は作・演出を中心に演劇活動しているのですが、先日、役者としてとある劇団に客演させてもらいました。そこで初めて見えること、わかることがたくさんありました。
「視点を変えてモノをみる」 使い古されたコトバですが、なかなか実践できることではありません。視点を変えるために自分のカラダで一歩踏み出す、それが大切なのではないでしょうか。…あ、これも使い古されてるか。
(奥野将彰)
◆会報も、ようやく四号。大人の世界に足を踏み入れてから、そろそろ一年が経とうとしています。お芝居を取り巻く状況は、いろいろな変化がありました。嬉しい変化と、悲しい変化。その両方を噛み締めながら、自分の手の小ささを実感する一年でした。ああ、大人になりたいなあ、と切に願う今日この頃です。
(森 美幸)
大阪現代舞台芸術協会(DIVE)会報 第四号
発行人
深津篤史
執筆人
寺田夢酔 蓮池奈緒子 堀江ひろゆき 岩崎正裕
竹久岐史 堂崎茂男 城田邦生
地図作製 谷口アキロウ
編集人
棚瀬美幸・奥野将彰・森美幸
二〇〇三年七月一日
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